業務用消臭除菌水
【強力な消臭・除菌効果】で高い安全性を実現
中性高濃度電解次亜塩素酸水
次亜塩素酸水(有効塩素濃度10~80ppm)は、各種の病原細菌やウィルスに対して高い殺菌活性や不活性化活性を示します。
それらの活性は、消毒薬に対して、インフルエンザウィルスのようにエンベロープを持つものは弱く、新型コロナウィルスを含めてコロナウィルスは、インフルエンザウィルスと同じくエンベロープを持つ粒子構造を持つので、次亜塩素酸水は新型コロナウィルスに対しても有効性を示すと推察されています。(2020年3月一般財団法人機能水研究振興財団)
安全性
一般の塩素系漂白剤は、強アルカリ性のため取扱い注意が必要です。
一方当社の消臭除菌水は電解技術で生成した「中性高濃度次亜塩素酸」であり、保育園や幼稚園でもお手軽にお使い頂けます。
この商品は、【広い抗菌スペクトル】【耐性菌が出にくい】【環境に残留しない】という性質で、人や動物、環境に対する安全性が高く、健康被害や環境負荷が非常に起きにくうという特長があります。
ノブ、遊具を噴霧除菌ウィルス対策
室内、厨房内床の除菌・消臭
対象 | 試験名称 | 有効塩素濃度※1 | 結果 | |
皮膚 | ウサギを用いる皮膚一次刺激性試験 | 200ppm | 無刺激性 | 毒性なし |
モルモットを用いるMaximization法による皮膚感作性試験 | 200ppm | 感作性無 | ||
眼 | ウサギを用いる眼刺激性試験 | 200ppm | 無刺激物 | |
経口 | 雌ラットを用いる急性経口毒性試験 | 200ppm | LD₅₀>2000mg/kg | |
吸入 | ラットにおける単回吸入投与毒性試験(急性吸入毒性試験) | 200ppm | LC₅₀>5000mg/m³ |
OECDガイドラインに準拠
※1:電解式次亜塩素酸類生成装置による生成水を使用。
急性吸入毒性は 株式会社住化分析センター調べ
その他は 一般財団法人 日本食品分析センター調べ
除菌効果の仕組み
一般の塩素系漂白剤の主成分は、次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)であり、菌の形質膜を透過できません。
一方当社の消臭除菌水の主成分は次亜塩素酸(HClO)であり、菌の形質膜を透過し、外部・内部から酸化作用をおよぼすため高い除菌力を持っています。大腸菌の場合HClOは、ClO-(NaClO)に比べ80倍の除菌力があるといわれています。
次亜塩素酸イオンClO-ではバクテリア・ウィルスの細胞壁を透過しても形質膜を透過できず、次亜塩素酸HClOは透過し、細胞質や核酸を直接酸化して壊すことが可能です。
ウィルス不活性化効果
電解次亜塩素酸水は、以下の有効塩素濃度でウィルスの不活性化効果が検証されています。
また一般細菌・真菌にも同様の効果があります。
ウィルスへの効果
分類 | 試験ウィルス | 有効塩素濃度※1 | 初期の感染価 | 結果(対数減少値) | |
15秒後 | 60秒後 | ||||
エンベロープ ウィルス | A型 インフルエンザ | 26ppm | 7.6×10⁵ | ◎>5.0 | ◎>5.0 |
ノンエンベロープ ウィルス | ノロ代替 (ネコカリシ)※2 | 26ppm | 2.0×10⁷ | ◎ 5.4 | ◎>6.5 |
54ppm | ◎>6.5 | - | |||
66ppm | 2.0×10⁵ | ◎>4.5 | ◎>4.5 | ||
アルコール製剤 | × 0.6 | × 1.5 | |||
イヌパルボ | 26ppm | 3.5×10⁵ | - | ◎>4.7 | |
109ppm | ◎>4.7 | ◎>4.7 |
一般財団法人 北里環境科学センターの試験報告書から算出
検出限界値:6.3TCID₅₀/mL
TCID₅₀法:培養細胞に感染させてウィルス量を定量する方法のひとつ。
TCID₅₀:培養細胞の50%に感染できるウィルス量
※1:電解式次亜塩素酸類精製装置による生成水を使用。
※2:ノロウィルス代替としてネコカリシウィルスを使用。
※3:作用後の感染価が初期に比べて4桁以上減少で十分有効◎、2桁減少で効果あり○、2桁未満は無効×と判定。-は未実施。
菌への効果
分類 | 試験菌 | 有効塩素濃度※1 | 初期の生菌数 | 結果(対数減少値)※2 | |
一般細菌 | 緑膿菌 | 9.5ppm | 1.2×10⁶ | ◎>5.0 | ◎>5.0 |
サルモネラ | 7.3×10⁵ | ◎>4.8 | ◎>4.8 | ||
大腸菌157 | 4.2×10⁶ | ◎>4.6 | ◎>4.6 | ||
レジオネラ | 2.1×10⁶ | ◎>5.3 | ◎>5.3 | ||
真菌 | クロカワカビ | 9.5ppm | 4.5×10⁶ | ×<0.1 | ◎>4.6 |
26ppm | × 1.0 | ◎>4.6 | |||
78ppm | 5.3×10⁶ | ◎>4.6 | ◎>4.6 | ||
芽胞菌 | セレウス菌 | 26ppm | ×<0.1 | ◎>4.7 | |
78ppm | × 0.1 | ◎>4.7 |
検出限界値:10(レジオネラ菌は100)個
※1:電解式次亜塩素酸類生成装置による生成水を使用、9.5ppmは更に水道水で希釈。
※2:作用後の感染価が初期に比べて4桁以上減少で十分有効◎、2桁減少で効果あり○、2桁未満は無効×と判定。
仕様
製品名 | 業務用消臭除菌水(有効塩素濃度400ppmシリーズ) |
成分 | 電解水(純水、次亜塩素酸) |
内容量 | 20L:WTC-SK420 5L:WTC-SK405 |
使用方法 | 除菌したい場所、臭いの気になる場所に直接噴霧 |
有効期限 | 製造月より8ヶ月(保管環境により異なります) ※製造時、有効塩素濃度400mg/L(時間経過で低下します) |